考察:なぜ最近のアパレルのカート追加ボタンはZOZO方式なのか
考察:なぜ最近のアパレルのカート追加ボタンはZOZO方式なのか
今回は「なぜ最近のアパレルのカート追加ボタンはZOZO方式なのか」自分なりの考察をアウトプットします
「他にもこんな意図があるのでは?」など意見をいただけると喜びます
そもそも、カート追加ボタンの「ZOZO方式」とは
以下のような、カート追加ボタンをタップすると、
全バリエーションのカート追加ボタンが一覧で表示されるボタンのことを
「ZOZO方式」と勝手に呼んでいます
↑ZOZOの挙動
そもそも、なぜZOZO方式に違和感を持ったかというと
以下のようにカラーとサイズをそれぞれ選択してから
カートに追加する形式が普通だと思っていたからです
↑こちらはUNIQLO
考察:なぜ最近のアパレルのカート追加ボタンはZOZO方式なのか
ZOZO方式の考えられるメリット
ZOZO方式には以下のようなメリットがあるのでは?と考えました🤔
- 購入時のカラーやサイズ間違えを減らせるかもしれない
- 何らかのバリエーションがデフォルトで選択されていないため、何も見ずにカート追加しちゃう人が減らせるのでは
- どのカラー、サイズの在庫があるのかひと目で確認できる
- 従来?の方法では、一旦カラーを選んでみないと在庫がわからない
- カート追加までのタップ数が減らせる
- ZOZO方式:カート追加ボタンをタップ→一覧から目当ての商品をカートに追加(合計2タップ)
- 従来?の方法:カラーを選択→サイズを選択→カートに追加(合計3タップ)
ZOZO方式の考えられるデメリット
- バリエーションが多いときは、一覧表示が多くなりすぎる
- 例えば10カラー、5サイズの展開だと50行になってしまう
気づき・まとめ
これらのメリット/デメリットから、
個人的に一見謎に見えたZOZO方式も、
かなり理にかなっているものに思えるようになりました
また逆に、アパレルだからといってUNIQLOのように
1商品に対してカラーとサイズ展開が豊富なブランドで
ZOZO方式を採用してしまうととんでもないことになりますね
つまり乱暴に着地させると、
「お客様のお買い物導線を考えて設計しましょう」ってことなんだと思いました🫡