はじめての倉庫見学で恥ずかしながら"当たり前のこと"を学んだ
はじめての倉庫見学で恥ずかしながら"当たり前のこと"を学んだ
今回は、先日クライアントの倉庫を見学させてもらった時に学んだこと、感じたことを備忘録的に綴ります
結論:こんなことを学びました(感じました)
- 当たり前だけど、倉庫でピッキングや梱包、配送をしてくれている人がいる
- 在庫管理って思ってたより複雑で面倒
- ITとかでどうにかできない、必要不可欠なアナログ作業がある
- Shopifyでの設定は簡単でも、倉庫との連携が簡単じゃないことも多い
- Shopifyを知ることも大切だけど、その前にECを知る必要がある
学生の社会科見学みたいな内容ですが、1つ1つ振り返ってみます
当たり前だけど、倉庫でピッキングや梱包、配送をしてくれている人がいる
めちゃくちゃ当たり前ですが、ECで注文された商品をピッキングして梱包、配送してくれる人がいます
だけど、意外とそこを意識できていない人も多いのでは?
「お客さんがECでポチッと商品を買ってくれた!やったー!」
で終わっているShopify構築者もいるはず
注文リストをみながら、倉庫内の大量の在庫から商品を探して、注文内容と商品に間違いが無いか確認して、ダンボールに梱包して、、、
このように、注文からお客さんの手元に商品が届くまでに、商品の発送などをプライドを持って行ってくれている人がいることを意識するだけでも何かしら変わってくると思います
倉庫の方、いつもありがとうございます📦
在庫管理って思ってたより複雑で面倒
在庫管理は思ってたより大変だと気づきました、、
Shopify上の在庫だけみていたら
「購入されたら勝手に在庫減るし、何か面倒なことでもあるの?」なんて、狭いモノの見方しかできなくなってしまうかも
あたりまえですが、EC以外にも卸売りの在庫や返品・交換用の予備の在庫など、Shopify以外の在庫もちゃんと管理しなきゃいけないし
ここに、店舗やモールとかも加わってきたらと思うと、、
それに、まだまだ卸注文を電話やメール、FAXで受け付けているところも少なくないので、在庫管理をされている方の日々の業務に感謝します🙇♂️
ITとかでどうにかできない、必要不可欠なアナログ作業がある
倉庫見学の際に、棚卸し作業を一緒に手伝わせていただいたのですが、地味だけど必要不可欠なアナログ作業があることを再認識しました
商品のロット番号と在庫数を1つ1つ確認して、いったん紙に記入してその後エクセルに入力していく流れでしたが、慣れない作業で結構疲れました
自分は性格的に「デジタルで効率よく楽できないか」を考えがちですが、棚卸しは結局アナログ的に数えるしかない現実を知りました
これを1年に1回でも、誰かが手作業でやってくれてることに感謝です🙏
Shopifyでの設定は簡単でも、倉庫との連携が簡単じゃないことも多い
例えば「ECで日時指定できるようにしたい!」となれば、Shopifyではアプリを入れればそれでおしましです
しかし、「注文情報に反映された日時指定の情報を、倉庫側のシステムで読み込めるのか?倉庫の方々に負担をかけていないか?」など色々考慮する必要があると気づきました
ギフトラッピングや同梱物施策など、どんな形で注文情報に内容を反映させたら倉庫のミスや負担を少なくできそうかなど
Shopifyではアプリなどで解決できても、倉庫との連携によって実現が簡単でないこともかなり多いことを意識することが大切だと思いました
Shopifyを知ることも大切だけど、その前にECを知る必要がある
Shopifyについて詳しくなることも重要ですが、その前にEC全体についてもっと勉強する必要があります
「ECサイトにアクセスできて、商品をポチッとカゴに入れられて、決済ができればOK」
という"Webサイト"的な意識でShopifyを扱っていたら誰も幸せにならない気がします
ECは本当にやることたくさんあるし大変だと思うけど、個人的にはだからこそ面白味を感じています
これからもShopifyだけに限らず、ECに関わることを学んでいきたいと思います